日々の気づき/ブログ
技術者のキャリア戦略をSWOT分析で考える
技術者のキャリア戦略をSWOT分析で考える
SWOT分析というと、新規事業や経営戦略で使うものと思われがちです。
しかし本質は、強み・弱み・機会・脅威を整理し、「だからどうするか」を考えることにあります。
この考え方は、技術者のキャリア戦略にも使えます。
以前のブログ:https://fujii-tech.com/diary/217029
私は研修で、SWOT分析に馴染んでもらうために、自身のキャリアを例に説明することがあります。
これが意外と有効です。
キャリアを考えることも、自分自身の新規事業を考えることに近いからです。
意外とウケがいいです!
この考え方は、就活、社内でのポジショニング、転職、シニア層の独立にも応用できます。
たとえば40代の企業内技術者。
専門経験があり、現場も分かる。
一方で、AIや海外勢、事業構造の変化など、外部環境は大きく変わっています。
このとき迷うのが、
「管理職に行くべきか」
「専門を深掘りすべきか」
「営業や事業開発に広げるべきか」
「転職も視野に入れるべきか」
という話です。
少しありきたりな話ですが、自身でやる時はより項目を増やすといいと思います。
ここでSWOT分析が役に立ちます。
強みは専門技術や現場力、弱みは言語化や社外認知の不足。
機会は技術者不足や新規事業需要、脅威は専門の陳腐化やAI代替です。
ただし、SWOTは書いて終わりでは意味がありません。
大事なのは、クロスSWOTで「じゃあどうするか?」と考えて意思決定まで行うことです。
強み×機会なら、専門性を活かして社外連携や技術コンサルに広げる。
強み×脅威なら、統合判断や現場対応力を磨く。
弱み×機会なら、発信や言語化を鍛える。
弱み×脅威なら、専門一本に依存せず隣接分野にも広げる。
SWOT分析をして、自分の強みをどう使うか、どうすれば価値が上がるか?、人生楽しくなるか?を考えることで次の一手が見えてくると思います。
新規事業を考える人も、進路に悩む技術者も、一度自分自身をSWOTで整理してみるとよいと思います。
新規事業でもキャリアでも、本質は同じです。
是非試してね!

